神奈川県高等学校文化連盟は、高等学校における文化・芸術活動の向上・充実を図るとともに、相互交流・啓発を促進し、文化・芸術活動の一層の活性化を図ることを目的として活動しています。
新型コロナウィルス感染症の法律上の扱いが変わり、社会全体で様々なことが、コロナ以前に戻りつつあります。県高文連でも、コロナ禍での諸対応を一旦取りやめ、本来あるべき活動へと大きく舵を切ることが出来ました。
昨年の県高総文祭においても、文化部活動において、直接聴衆や観客に向けての表現活動や、対戦相手と対面しての対戦がいかに大切であるかを改めて感じる事ができました。
一方で、コロナ禍を乗り越えるにあたり、日本中の学校で顧問の先生、部員の皆さん、大会等を運営する方々が様々な知恵を絞って、安全安心かつその専門部の本来の姿を活かした発表の場を工夫されてこられました。その工夫はこれまでなかったものを新たに作り出す苦しみでもありました。私たちは、ウィズコロナの時代だからこそ、その知見も活かしながら今、新しい時代を切り開いていっているのだと思います。
そして、その取り組みは、これからのVUCAと言われる先行きの見えない時代を切り開く力そのものなのです。神奈川県高文連では、各専門部だけでなく、生徒委員会において、まさにそうした課題を共有し、生徒委員たちの力で、総合開会式や総合閉会式を乗り切ってまいりました。
そう考えるとき、神奈川県高文連には生徒委員会があり、その生徒たちが主体的に活動する中で総合開会式や総合閉会式といった高文連行事が運営されているということの意味は、とても大きいのです。これからも、神奈川県高文連は、各専門部の生徒の活動に加え、生徒委員会を通じて、神奈川の高校生の文化活動が、高校生の生涯に繋がる学びの場となるよう活動を続けてまいります。
日々の生活の中で、多くのことを感じ、考え、表現する。あるいは仲間との協働を通し、作品を作り上げる。それは人間の根源的な営みであり、高校時代のそうした経験は何物にも代えがたい宝物です。私たちはそのような生徒の皆さんや顧問・関係者の皆様のよき理解者、よき支援者として務めを引き続き果たしたいと思っています。
今後とも本連盟及び本県高校生の文化芸術活動に対しまして、変わらぬご支援と温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます。
会長 | 大沢 利郎 | 県立厚木高等学校長 |
副会長 | 田沼 光明 | 横浜学園高等学校長 |
副会長 | 百瀬 実 | 川崎市立幸高等学校長 |
年度 | 内容 |
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昭和56年度 | 「かながわ高校芸術祭実行委員会」発足 |
平成元年度 | 「神奈川県高等学校文化連盟」発足 文芸、美術、音楽、書道、写真、放送・情報、囲碁、将棋、ボランティア、鉄道研究、かるたの11専門部が加盟 |
平成2年度 | 伝統芸能、理科、演劇、新聞、アマチュア無線が加盟し、16専門部会となる |
平成4年度 | 茶道専門部会が加盟し、17専門部会となる |
平成5年度 | 弁論専門部会が加盟し、18専門部会となる |
平成8年度 | 社会科専門部会が加盟し、19専門部会となる |
平成10年度 | 音楽が合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽に、伝統芸能が伝統芸能、日本音楽に分かれ、22専門部会となる 「10周年記念大会」、「10周年記念式典」開催 |
平成12年度 | 伝統芸能が郷土芸能と吟詠剣詩舞に分かれ、23専門部会となる |
平成14年度 | 「第26回全国高等学校総合文化祭・神奈川大会」開催 |
平成15年度 | 軽音楽専門部会が加盟し、24専門部会となる |
平成16年度 | マーチングバンド・バトントワリング専門部会が加盟し、25専門部会となる |
平成20年度 | 「20周年記念大会」、「20周年記念式典」開催 |
平成25年度 | 図書専門部会が加盟し、26専門部会となる |
平成30年度 | 「30周年記念大会」、「30周年記念式典」開催 |
文化(CULTURE)の頭文字「C」と県花である「ヤマユリ」とを組み合わせ、創造力と若々しい躍動感を表現している。(平成2年度より使用)
「全高総文祭かながわ2002」のマスコットキャラクターとして誕生し、平成15年度からは県高文連のマスコットキャラクターとして引き継がれた。
県鳥の「かもめ」と県花の「やまゆり」を取り入れて、「明るく、元気に」をテーマに配色も明るくデザインした。名前は、親しみを込め、日本風でみんなが呼びやすい名前として平仮名で「かもえもん」とした。
かながわ高文連の歌「地球からの贈り物」は、県高文連10周年を記念して平成10年度に制定された。高校生の手によるオリジナル曲を募集し、作詞は県立港南台高校の柴田美里さん、作曲は県立神奈川総合高校の石川亮太さんの作品が選ばれた。平成14年度に開催された第26回全国高等学校総合文化祭神奈川大会では、大会イメージソングとして採用された。
合唱楽譜(PDF)はこちらから〒220-0073
横浜市西区岡野1−5−8
県立横浜平沼高等学校内
TEL 045-320-1053
FAX 045-320-1023
E-mail kanabun☆art.email.ne.jp
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